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エキスパンダーロールの起動トルクは「ゴム硬度」で激変する!安定稼働を実現する独自技術とは?

  • 大阪染織機械株式会社 代表取締役社長 
  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

製造ラインにおけるフィルムやシートのシワ伸ばしに欠かせないエキスパンダーロール。 その運用において、多くのお客様が悩まれるのが「起動トルク(回り始めの重さ)」の安定性です。

実はこの起動トルク、エキスパンダーロール表面の「合成ゴムの硬度」がわずか10°違うだけで、劇的に変化することをご存知でしょうか?

論より証拠!硬度10°の違いがもたらす影響

まずは実測データをご覧ください。 実際のテスト環境下における、ゴム硬度の違いによる起動トルクの比較データ(参考値)を公開します。

【テスト条件(参考値)】

  • サイズ: ゴム外径φ100 × ゴム面長1500W

  • 仕様: フィルム用標準型

  • 材質: NBR(ニトリルゴム)

【起動トルク実測値(バネばかり使用)】

  • NBR 60°(弊社標準硬度): 140g (約1.37N)

  • NBR 70°: 230g (約2.26N)

いかがでしょうか。 たった10°硬さが上がるだけで、回転させるために約1.6倍もの力が必要になることがわかります。

なぜ硬度だけでトルクが変わるのか?

その理由は、内部部品に対する「ゴムの締め付け力」にあります。

丸い筒状の部品を、外側からゴムでギュッと押さえつけている状態を想像してみてください。柔らかいゴムよりも、硬いゴムで強く押さえつけた方が、中の筒を回すのは当然重たくなります。これが物理的な原理です。

そのため、弊社のエキスパンダーロールは、起動トルクを適正に保ちやすい「硬度60°」を標準仕様として設定しています。

カタログ値だけでは測れない「ゴムの特性」と「環境」の壁

しかし、現場でのトルク管理を難しくしている要因は「硬度」だけではありません。

ゴムという素材の特性上、同じ配合・同じ硬度で作っても、製造時のわずかな出来具合(ゴム特有の癖や個体差)によって、トルクはデリケートに変化します。さらに、お客様の工場の使用環境(室温や機械の摩擦熱など)によっても、実際のトルク数値は大きく上下します。

エキスパンダーロールの構造上、どうしてもこうした「ゴムの癖」や「環境変化」の影響を受けやすく、回転トルクにバラつきが生じやすいという課題がつきものです。

弊社が「起動トルクの根拠数値」をオープンにできる理由


環境変化やゴムの個体差がある中で、なぜ弊社は起動トルクの数値を公開できるのか。

それは、弊社が製造工程において、内部部品と合成ゴムの「クリアランス(隙間)」を極めて精密に調整する独自技術を持っているからです。 ゴム一つひとつの出来具合(癖)を見極め、硬度に合わせて締め付け具合をミクロン単位で最適化できるため、ブレのない安定した起動トルクを実現できます。

私たちは、自社製品の精度と安定性に絶対の自信を持っています。だからこそ、業界では異例とも言える「数値の公開」を行っているのです。

エキスパンダーロールの起動トルクでお悩みの方へ

  • 「現在使っているロールの起動トルクが重すぎて、フィルムに傷が入ってしまう」

  • 「これくらいの軽いトルクでエキスパンダーロールを使用したい」

  • 「環境が変わっても安定して回るロールを探している」

このようなご要望やシビアな課題をお持ちの企業様は、ぜひ一度大阪染織機械株式会社にお問い合わせください。

カタログスペックを押し付けるのではなく、長年の知見と独自のクリアランス調整技術を駆使し、お客様の現場環境に合わせた「最適な仕様」をご提案いたします。弊社のエキスパンダーロールの導入を通して、貴社生産ラインの安定稼働を強力にサポートいたします。

皆様からのご相談をお待ちしております。


"4種類のゴムローラー(NBR、EPDM、シリコン、特殊ゴム)の素材と硬度の比較"

 
 
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